バンコクの北、ペッチャブーン県の高原にあるカオコー(khao kho)というエリアに行ってきました。
ここは、タイのスイスとも言われているとか。タイにあまり山のイメージはないですが、カオコー周辺は標高が少し高く、山が連なっています。涼しい気候なので乾季は、早朝に雲海が見られることもあるみたいです。
カオコーの山頂にあるマトリョーシカのように連なる「白い5連仏」ワット プラタート パーソーンケーオ について、行き方やお寺と周囲の様子などをご紹介したいと思います。
もくじ
ピサヌロークからカオコーまでの行き方
ピサヌローク駅から車の移動で2時間程度はかかります。
調べるとバスも近くの道は通っているようですが、限られた時間内では、公共交通機関だけでたどり着くのは結構厳しそうでしたので、今回は車をチャーターして連れていっていただきました。
※以下で位置関係など書いているのでご参考まで。
寝台列車でバンコク発ピサヌローク行き -タイの鉄道チケット購入方法もご紹介
”白い5連仏” ワット プラタート パーソーンケーオとは?
「カオコーの白い5連仏」があるこのお寺は、2004年にアムナート・オーパーソー大僧正という方によって、瞑想用寺院として山の上に建てられたものだそうです。とにかく5体の巨大な白い仏像が、山の上に縦に並んで立っているのは、かなり異様な光景です。
割と定番のアングル。
ガラス玉?があり、それ越しでの構図もいい感じでした。
横からの構図も面白いかも。
“白い5連仏” ワット プラタート パーソーンケーオの夜の様子
ドカーンと、夜の山に現れる巨大仏。かなりの迫力でした。
お寺の中には入れないですが、ライトアップされた白い5連仏様も一見の価値があります。
山の坂を上りきると突然現れる様子は、ゲームの世界のような異世界感がありました。すごい光景です。 ただ、19時頃に行きましたが、観光客含めて夜は誰も周辺にいませんでした。暗い山の車道を歩く必要があるので、行かれる際は注意していきましょう。私たちは車に惹かれないようスマホをライトにしていきました。
ワット プラタート パーソーンケーオの隣「プラタート・ケーオ仏塔」
ワット・プラタート・パーソーンケーオの向いにある寺院(プラタート・ケーオ仏塔)にも入れます。外階段で3階くらいまで登れるので、そこから5連仏を撮っても映えますね。
このプラタート・ケーオ仏塔は、ワット・プラタート・パーソーンケーオ寺院の一部で、仏塔は2006年にタイ国王ラーマ9世の在位60年を記念して建てられたものとのことでした。
壁面にはカラフルなモザイクタイルや陶器の破片をいくつも貼っているので圧倒されるような美しさがあります。
宿泊したホテル(Kiri Pura Resort)
お部屋の様子
高原にあるロッジのような独立したお部屋でした。
ベッドルームとお風呂とシンプルですが、とてもオシャレなお部屋です。
内装はこんな感じ。綺麗でした。
部屋の外から見える景色
高原なので、部屋を一歩出ると遠くの景色までよく見えます。とても気持ちいい時間でした。
部屋の前に椅子とテーブルがあるので、ボーっと遠くを眺めたりするには最高です。車の音もなく、少し涼しいので、山梨か長野にでもいるような気になってきます。
ホテルの朝食
朝食は4種類くらいから選べるスタイルでした。普通の洋食な朝食を選びました。コーヒーも美味しかったです。
ホテルからワット・プラタート・パーソーンケーオまで
今回泊まった “Kiri Pura Resort” ホテルから、ワット・プラタート・パーソーンケーオまでは徒歩で10分くらいです。
距離は近いですが、急な坂になっている山道の車道の脇を歩いていかないといけないので、少し危ないです。ご注意を。
行きがけにホテルの方がいたので声をかけると、ワットまでホテルのカートに乗せてくれました。かなり楽。。
ホテルから徒歩圏内のお店
絶景カフェ(THE PINEY)
5連仏の少し先まで歩くと、景色がいいカフェ(THE PINEY)がありました。ケーキも美味しく、5連仏の後ろ姿も拝めました。
セブンイレブン
飲み物やお菓子などはセブンで調達もできます。 オフシーズンだからか、レストランも夜はやっていないところが多いようでしたので、夕方までにセブンで食料を調達しておいてもよいかなと思います。
定番の土産物屋さん
途中に土産物ゾーンもありました。お店が並んでますが、そこまで名物っぽいものが見当たらず、、。
カオコ―のその他の写真
パワーが集まる場所だとか。
カフェから撮影した仏像の後ろ姿です。
お寺の前の道は朝はこんな様子です。朝はあまり観光客はいませんでしたが、午後になるとタイの観光バスツアーや、近くの方が自分の車で来たりしていました。
ピサヌローク空港からバンコクに
帰りは、カオコ―から車でピサヌローク空港に移動し、バンコクまでエアアジアで帰りました。
ピサヌロークの空港は小さめの地方空港という感じの空港でした。
空港から飛行機まで、まあまあの距離は徒歩移動でした。駐機エリアまでバスが無いパターンもあるのですね。
まとめ
カオコ―は、なかなか行きづらい場所にはありますが、行く価値がある場所だったと思いました。
もし皆さんも機会があれば行ってみてください。
※バンコクからピサヌロークまでは以下をご参考に。
寝台列車でバンコク発ピサヌローク行き -タイの鉄道チケット購入方法もご紹介