スクンビットの動物病院【トンローペットホスピタル】日本語通訳あり 24時間受付

犬と一緒に日本からバンコクに移住して一番困ったのは、休日に急に体調不良になった時でした、、とにかく症状が急変してしまい、焦りながら病院を調べて対応したことを覚えています。
別の記事にも書きましたが、チュラロンコーン大学の動物病院や、家の近所の病院で設備が良さそうなところも巡ったのですが良くならず、結果、ラマ9にある「トンローペットホスピタル」に入院し、命を助けてもらうことができました。 助けていただいた先生やスタッフの皆さんには感謝してもしきれません。
この記事では、トンローペットホスピタルに約1週間入院し、通院したので、内容を備忘録として書いておきたいと思います。いまペットと一緒にバンコクに住んでいる方に、何か役に立てばうれしいです。

トンローペットホスピタルの場所

トンローペットホスピタルは、ラマ9にあるかなり大型の動物病院です。

エカマイ駅前あたりから北に向かったエリアです。

平日の夕方前後は途中が渋滞しますが、空いていればスクンビット通りからは15分くらいの距離です。

 

病院への連絡はLINEでOK

病院のホームページにも記載があるLINEのアカウントを登録して、日本語でチャットを送ってみたところ、週末午後でしたが、1時間以内に回答をいただきました。 ※病院のサイトは https://thonglorpet.com 

日本語だと通訳さんがいないと返信されないと思うので、英語で送った方が急ぎの場合はよかったのかもしれません。症状が悪そうなので、すぐ来れるか?と聞いていただいたり、とても丁寧に対応していただきとても心強かったです。

トンローペットホスピタルには日本語の通訳さんがいる

病院には日本語の通訳をしてくれる通訳さんがいらっしゃいます。今回ついてくれたのは若い女性の通訳さんでした。他にも少し日本語がわかる担当者もいたようなので数名いるのかもしれません。

9時~17時頃は病院に基本いらっしゃるうです。土曜日は不在だと言われましたが、担当者の方の予定に依存しそうなので、変わるのかもしれません。ただ、急ぎの場合などは、電話で先生との間に通訳にも入っていただいたり、とても助けていただきました。

トンローペットホスピタルの初診から入院までの流れ

犬の体調が悪いとLINEで相談したところ「何時に来られるか?」と連絡をもらい、急いでGrabタクシーで病院に向かいました。 病院に到着する時間を事前に伝えていたので、病院の受付に行くと日本語通訳さんが待っていてくれました。

到着するとすぐに診察室に通され、部屋には先生や看護師の方などが待って準備をしていてくれました。 レントゲンや血液検査をし、結果や細かい相談は日本語の通訳さんにも入ってもらいながら、先生とやり取りします。 どうにも英語では伝えられない病状の細かいニュアンスなど、通訳の方に日本語で入っていただいたので本当にありがたかったです。。

すぐ当日入院が決まり、4階のICUに移動して入院となりました。特に毛布や食事など何も持っていなかったのですが、そのまま入院の準備を進めていただけました。事務手続きとしては、4階で入院の登録用紙への記入と、デポジットとして先に10,000バーツをQRコード決済で支払うのみでした。

入院費については細かく明細も書いてありましたが、検査が重なると数日で最初のデポジットは無くなります。 

無くなる前くらいに、追加でデポジットを支払うよう連絡が病院の支払担当者からきますので、追加もQR決済で支払うことができます。(特に支払いのために来院はしなくても大丈夫でした)

トンローペットホスピタルの医療設備・処置

入院当日の検査では、血液検査やレントゲンなどで見ていただきました。点滴や抗生物質の注射、ICUでは酸素室にも入れてもらいました。

翌日以降は、エコーでの診察なども行っていただいたので、病院としては日本の動物病院と比べても、かなりハイレベルな設備なのではないかなと思います。 ICUの階には、犬用・猫用で宿泊型の設備もしっかり分かれて用意されていました。

入院中の病院側とのやり取り

通訳さんと担当医師、ISUの看護師の方が入っているLINEグループを作っていただき、そこで入院中の犬の様子を教えてくれます。日本だと考えづらい受けれ体制ですが、タイでは一般的なのでしょうか。とにかく飼い主側としては、とても安心できる体制を組んでくれたことは本当にありがたいと感じました。

そのラインのグループチャット内で、「今日はご飯を食べた。」「吐いていないか?」など日に2回メッセージをくれます。 リクエストすれは、看護師さんが写真や動画もLINEで詳しく送ってくれます。入院中は犬と離れていましたが、状況がかなり細かく知ることができ、安心できました。

トンローペットホスピタルの入院費用・治療費の概算

詳細金額は追記しますが、入院から通院も含め、概算でかかった費用は4万バーツ前後(約16万円)でした。

街中の病院でもレントゲンなども撮っていただきましたが、もっと高額でした。チュラロンコーン大学病院よりは高額ですが、手厚い治療や対応をしていただいたことを考えると妥当すぎる金額だと思います。

退院時の流れ

約1週間入院し、血液検査が正常値に戻ったので退院することができました。退院時は、ICUの階に直接向かい、担当の先生から説明をしていただき、精算して終了です。

病院に迎えにいった時間が遅かったためか、日本語通訳さんはいませんでしたが、先生と電話で繋いでいただき、退院後の食事や薬の服用についてなど、細かく説明もしていただきました。最後までお世話になり、本当に感謝です。。

退院後の通院について

退院した後は、週1回程度のペースでしばらく通院して診ていただきました。毎回、次回の診察予約をしてから帰ります。診察開始の時間は朝9時からのようでした。

まとめ

初めての急変にはとても焦りましたし、今になってみれば、いくつか病院を巡り遠回りもあったのですが、とにかく最終的に犬が元気になって帰ってくることが出来たので本当に、本当によかったです。タイの色々な方に助けていただき、どうにか命を繋いでいただいた、、そんな感謝の気持ちしかありません。

トンローペットホスピタルは健康診断などもやっているようなので、人間と同じように犬も定期的に健康診断に通うべきだなと改めて思いました。

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